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スタッフのブログ

ソメイヨシノ(その4)

掲載日 4月12日

なかなか天気に恵まれませんね。

園内では、ソメイヨシノが見ごろを迎えています。

当園だけでなく、近隣の金目川や当園の北側にある農業用水路沿いのサクラ並木もいまが盛りとキラキラ輝いていました。

今年、早くに見ごろを迎えた都内では、昨日の雨が花散らしになってしまったようですが、当園のソメイヨシノは今週いっぱいは持ちそうです。

さて、毎年この時期になると、決まって同じことを書いています。

よく読みに来てくださっている方には、「またこの話しですか」と思われそうですが、今年も書いてみたいと思います。

以前、ある人からこんな話を聞きました。

「1年のうちで草や木が花を咲かせるのは1度だけ、ほんの1、2週間です。

残りの期間は種を作ったり、葉を茂らせたり体を大きくしたり、来年の花の準備をしたりして過ごします。

私の残された人生の中で、あと何度、その1、2週間に出会えるでしょうか。

春が来て、草や木が精一杯咲かせた花を見るたびに、あと何度、見ることができるだろうと思うと、目の前の花々が愛おしくてならなくなるのです」

ちょうどそのころ、歌手の竹内まりやが「人生の扉」という曲の中で、同じことを歌っていました。

「満開のサクラを、色づくモミジを、あと何度、見ることができるだろう」

日本人の平均寿命は、男女とも80歳を超えていますが、今年50歳の人は「あと30回は見られそう」と思うかもしれません。

今年60歳の人は「あと20回は大丈夫」と思うかもしれません。

でもね、花や紅葉が見ごろを迎えても、雨続きで見られないかもしれませんし、用事があって見に行けないかもしれません。

体調が悪くて行けなかったり、そんな気分になれなかったり、ベッドで寝たきりになって外出もままならないことも。。。

あと30回とか20回と思っていても、実際は、あと10回だったり5回だったり、もしかしたら今年が最後になるかもしれません。

残念なことですけどね、この先どんな運命が待ち受けているかは、誰にもわからないのですから。

そんな気持ちで目の前の花や紅葉を眺めてみると、今年も無事にこの季節が迎えられたこと、こうしてきれいな花や紅葉に出会えたことに特別な感慨がわいてくるかもしれません。

友人と連れ立って宴会を開くもよし、独りで静かに喜んだり感謝したり、来年も見られますようにと願ってみたり。

このときだけは明るい気持ちで、「よく咲いてくれたね」とお祝をしてほしいと思うのです。

今週の後半は、太陽も顔を見せて気温も上がるようですので、お近くにあるサクラの名所に、是非、出かけてみてください。


。。。修



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